1961-05-10 第38回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号
それから、原研上空の飛行制限というものは、新聞には出ませんけれども、われわれそこに住んで実際仕事に従事しておる者から見ますと、全く守られていないということであります。いつも飛んでおるということが実情なのであります。
それから、原研上空の飛行制限というものは、新聞には出ませんけれども、われわれそこに住んで実際仕事に従事しておる者から見ますと、全く守られていないということであります。いつも飛んでおるということが実情なのであります。
これは会談になるかもしれませんが、新聞掲載の写真を米側で検討したところでは、どうも原研上空を飛行しているところをとったものとも見えないけれども、通常、ジェット機が通過する際には、騒音が最も強く響くのはジェットの直下面、ま下ではなくて、進行線と四十五度の角度を持った後方の延長線にある下面であるから、あるいは海軍機が制限水域上空の一九〇度の磁針方位を飛行しておるのを間違って判断して、原研上空を通過したというような
しかし、その他に、そういう演習機以外のものがここを飛んだかどうかということは調達庁としてはわからないわけでございますが、私たちの聞いておるところによりますと、この原研上空は米軍との協定によって演習機は飛んではいけないということになっておりますし、その他の飛行機も、ここは制限区域ということになっておりまして、演習機でない米軍機でも、また、日本の飛行機も飛んではいけないという地域になっておるということに
さらにまたコールダーホールというふうなものが爆発をすればこれは言わずもがな、神奈川県あたりまで汚染されてしまうという非常な危険度を持っておるということは、今さら私たちが申し上げるまでもないのでありますけれども、それだからこそ最近の誤投下という問題も出ておりますし、この飛行機が現実に原研上空を飛ぶということになりますと、非常に焦燥感、不安を感ずるということも無理はないと思うのです。